準備完了

今まで独身でいた理由の一つに、経済的な準備がある。
相手がなかなか見つからないというのが最大の理由だが、もう一つの理由として経済的な準備が整って
いなかったということがある。

就職後まもなく資産運用を始めた。理由は、今後給料だけではジリ貧になると思ったからだ。
とは言っても、有り難いことに十分生活していけるだけの給料は貰えている。
問題はライフスタイルにある。

一般的なライフプランは、

結婚　→　出産　→　住宅購入　→　子供の進学　→　定年　→　老後

という流れだろう。

この中で、住宅購入が最初の経済的なターニングポイントになる。
住宅ローンを組み、負債を背負う。この段階で、ほぼ経済的自由は損なわれる。
さらに、子供の進学により、益々経済的に厳しくなる。
５０代後半になり、ようやく解放されるという流れだろう。

実際、自分の周りでも住宅ローンを抱え子供が大学生のケースでは、かなり
経済的に厳しい人が多い。
ただし、夫婦共働きで世帯年収が１５００万程度ある家庭は、全く状況が異なる。

自分の場合は、奥さんが働くかどうかは、奥さんの希望通りにしてあげたいと思っている。
専業主婦を希望する場合、一般的に前者のケースになるが、もっと経済的な余裕を
持って生活していきたいと思っている。

たとえ経済的に貧しくても、家族がいれば幸せだという考えもあると思う。
ただ、自分はできるだけ家族に余裕のある生活をさせてあげたいと思っている。

今年の初め、親が大病を患い、手術をした。
幸い、手術は成功し、今はすっかり元気になった。
親も保険に入っていたため、結果的に自己負担は全く無かったが、最初は持ち出しのため
多少気にしていた様だった。
でも、お金は自分がいくらでも出すので、一切心配せずに治療に専念するように伝えると、
とても安心した様子だった。

話が逸れたが、要は家族を守るためにはお金は必要だということだ。
また、ある程度自由に生きていくためにもお金は必要である。


その準備は整ったと感じる。
後は相手を探すだけだ。